これまでに実施された国内イベント

○日英バイオ炭交流プログラム(報告:凌祥之)2010年8月3日〜11日
JBAは,在日英国大使館の後援による英国からのバイオチャー関係の使節団を受け入れました(8月3〜11日).一行は,英国政府エネルギー・気候変動省の行政官Dr. Jan Ole Kisoを団長とし,スコットランド国環境保護機関,廃棄物政策部部長のKenny Boagとエジンバラ大学のOndrej Masek,Saran Sohi両博士の4名.まず,在日英国大使館において,農水省や文科省関係者の立会いの下,プレス発表を行いました.次に,翌日の農水省の表敬訪問を皮切りに,東京都下水道局の汚泥炭化施設,農工研,過熱水蒸気式炭化炉(さんろまん社),サンライフみずほバイオマスセンター,松井工業,愛東エコプラザ菜の花館,亀岡カーボンマイナスプロジェクトなどを視察しました.滞在期間中には,農水省の技術総括審議官や亀岡市長への表敬訪問を行い,最終日には一般市民に向けた国際シンポジウムにも参加し,バイオチャーの有用性や日英の協力の必要性を強くアピールしました.
彼らの滞在期間中,JBAの研究関係者と今後の共同研究について様々な情報交換を行い,特にエジンバラ大学の両博士は,九州大学(福岡)まで足を伸ばし,更なる研究交流に関する打ち合わせを行いました.エジンバラ大学は,世界で始めて国立機関としてバイオチャーに関する研究組織を立ち上げ,将来当該分野の世界的な牽引機関になることが期待されるもので,両博士はその中核を担う人材です.彼らの橋渡しによって,わが国の既往の成果や研究蓄積が国際貢献することが大きく期待され,両国及び研究機関相互の密接な連携の必要性を確認することができました.
来訪の概要は日本農業新聞などの複数の国内メディアだけでなく,英国ガーディアン誌にも掲載され,関心の高さを実感した次第です.(このプログラムに関する写真と掲載記事はこちらをご覧下さい)


○第8回木質炭化学会研究発表会(報告:伊那炭化研究所/井上芳樹) 2010年5月27日、28日
第8回木質炭化学会研究発表会が5月27日(木)、28日(金)の2日間、明星大学(東京都日野市)で開催されました。本研究発表会は、木質資源を始めバイオマス資源の熱分解機構、製造法、用途開発、利用に関する研究発表の場で、毎年1回、全国各地で開催されています。今回の研究発表会の特徴は、土壌炭素貯留、炭と土壌、堆肥、土壌微生物に関しての研究発表が際だって多かったことでしょう。昨年の研究発表会(京都市)では、これらの発表は口頭発表30件中4件でしたが、本年は口頭発表27件中11件、ポスター発表6件中4件に上りました。これからも、土壌炭素貯留、炭と土壌に関する研究者の熱意と、この方面の研究が広がりつつあることが伺えます。

 土壌炭素貯留関係の発表では、各地の土壌炭素貯留事業の概要説明や、事業によって得られた炭の土壌埋設による土壌炭素量、温室効果ガス放出量、作物の生長、収穫量への影響などの調査結果についての研究報告がなされました。この中で、上野貴史氏を発表者とした京都大学大学院グループは、京都府亀岡市で実施されている土壌炭素隔離実験の土壌炭素量、温室効果ガス放出量について報告し、堆肥施用区に比べて、竹炭・堆肥施用区は、施用112日後の土壌中の炭素残存率が高いことを示し、参加者の関心を集めました。同グループは、今後、竹炭施用区の土壌炭素の減少についての原因を調査する予定とのことです。

 土壌炭素貯留に関した科学的な検証、考察の進展は本事業の推進力となります。関係する研究者の鋭意努力に敬意を表するとともに、さらなる取り組みに期待したいと思います。
来年の研究発表会は秋田県内で開催される予定とのこと。本会は、研究報告のみならず、研究者、関係者と直接話ができる場でもあります。土壌炭素貯留、炭化、炭などに関わる、各位の取り組みの中で生じた疑問、問題があれば、この会の中で研究者、関係者に、積極的に提言され、意見交換されることをお勧めします。
(伊那炭化研究所/井上芳樹報告)


○第二回JBA総会(報告:広若剛) 2010年5月21,22日
 
さる5月22,23日愛知県大府市の愛知健康プラザで第二回JBA総会が開催されました。
 今年は台湾からの参加者20数名を加え、総勢200人にも及ぶ盛大な会となり、バイオ炭への関心の深まりが実感されました。

 講演会の前の総会では
@個人会費がこれまでの千円から二千円にA会費は5年前納できるとの決議がなされました。世界状況を鑑みてもこの5年はバイオ炭にとって大変重要な時期です。バイオ炭による炭素削減が国際的に認知されるか、またその動きがしっかりと根付いていくか、そしてそれに日本としてどう貢献できるかを真剣に模索して行かなければなりません。みなさんのご尽力・ご協力をお願いします。

 講演は一日目が名古屋大学の木村教授、日本プロジェクト産業協議会の松林主席研究員などのバイオ炭に関する理論や台湾工業技術院の陳文析先生による台湾での炭化物の利活用に関する話などが展開され、夜は山口公子さんによる備長炭琴演奏をBGMにしながらの会食で賑わいました。
 二日目は主に実践報告がなされ、樹木医の伊藤武先生やJBA事務局長の柴田博士の樹木や農地へのバイオ炭施用の実践報告、また、JBA副会長の沖森氏からはバイオ炭に関する世界的な動向とこれからの展開についての分かりやすい報告があり、バイオ炭だからと言ってとにかく炭をやいて空いた土地に埋めることへのNGOからの批判なども紹介されました。
 その後、小川眞JBA会長から「バイオ炭の普及運動は待ったなしで展開されるべきものでこの会を契機により一層の運動の深化を期待する」旨の挨拶があり、午後のエクスカーションへと移って行きました。

 エクスカーションではおそらく日本で一番農地に炭を使っていると思われる岡崎市の小久井農場(炭使用量50トン/年)を訪ねました。生憎の雨でしたが倉庫内での質疑応答は参加者から熱心な質問が相次ぎ、小久井社長の真摯な応答が印象的でした。また、農場内に潟eサキ製作所、活ノ那炭化研究所、潟cL製作所の炭化炉が持ち込まれ、それぞれのデモ炭化操作を見ることができ、それぞれの炭化方法について参加者間で話に花を咲かせ、バイオ炭の輪が広がった会となりました。このような会が開催できたのも愛知炭やきの会の方々のご尽力の賜物です。この場を借りて深く感謝申し上げます。また、ウッドミック7月号にも詳しい報告と小川会長の総括言の全文が掲載されています。是非ご覧下さい。


○龍谷大学LORC国際シンポジウム(報告:広若剛)2010年3月8日
バイオ炭関連では国内初の海外から有識者を招いてのシンポジウムは300人を超す参加者で会場は熱気に包まれました。講演の内容とシンポジウムのテーマ及びパネリストはこちらをご覧下さい。龍谷大学LORCは立命館大学、農事組合法人ほづ他とともに2008年11月から亀岡カーボンマイナスプロジェクトを推進しています。このシンポジウムではこの亀岡の事業が国際的にどういった重要性を持っているのか、また、亀岡市立保津保育所での食育との連携、京都府のエコポイントとの連動の可能性、そして将来の見通しに至るまで各講演者・パネリストから活発に議論されました。
印象に残った言葉として、JBA小川眞会長の「現在の石油の消費量と炭の使用量の数字だけ見ているとどうしたって未来に希望なんか持てない。だが、この亀岡のようにいろんな世代、特に子供を巻き込んで事業を進めることは、そんな暗い気持ちを吹き飛ばす明るさがある。是非バイオ炭のこのような事業を日本全国に広めて欲しい」
また、農水省生産局・農業環境対策課の二階堂孝彦課長補佐から「温暖化対策の次期枠組みでは農地土壌を炭素貯留源として選択すべく検討を行っているところ。このためには何よりも科学的知見の積み上げが大切であり、炭についても炭素貯留に関する実績・データを積み上げることが必要。亀岡の事業は複数の大学と農事組合法人、保育所が一体となって事業を進めているが、これは大変すばらしいケースだ」との発言もありました。これからの日本のバイオ炭事業にとって画期的なイベントとなった一日でした。


○亀岡カーボンマイナス研究委員会(報告:広若剛)2009年11月29日
ここはJBA事務局長柴田晃氏のフィールドで、京都府の亀岡カーボンマイナス研究委員会が1年間に亘って積み上げてきた実験の経過が報告されました。まず竹炭を投入したキャベツ畑・葱畑・麦畑、土作りセンター(堆肥センター)を視察した後、一年間の概要報告が柴田氏よりなされ、続いて京都学園大学バイオ環境学部藤井康代准教授による炭堆肥製造と圃場実験の詳細に関する説明、それから立命館大学政策科学部安井裕直修士一回生による炭素貯留野菜のブランド名である「クールベジタブル」の販売実験に関する説明と続き、最後に同大学関谷諒4回生による「簡易炭化器(モキ製作所製)を使った竹炭製造」に関する話題提供がなされました。藤井准教授の話では麦と米について炭素への土壌添加による明確な効果は見られなかったということで、引き続き実験を継続していくべきとのことでした。また委員には食品流通関係からも参加があり、クールベジタブルの販売を亀岡を中心とした地域でどう展開していくか、今後の展開に期待が持てました。

○亀岡カーボンマイナス講演会(報告:広若剛)2009年11月30日
京都府亀岡市・ガレリア亀岡でJBA共催で行われたこの講演会は名古屋大学木村眞人教授による「地球温暖化に対する土壌の炭素貯留機能の役割評価」と題した講演から始まりました。教授の話は200度程度で熱処理したものはまだ炭化されていないが、この温度ならCOやCH4など温室効果ガスも分解放出されておらず、炭素も安定化しているので、土壌に炭素を貯留するという観点のみから見れば、これが土壌に悪影響を与えるものでなければ最も望ましいのではないか、という極めて刺激的な内容を含んでいました。次に小川JBA会長の炭と菌根菌の関係の話、それからJBA特別顧問で滑ツ境総合テクノスの来栖俊浩博士による亀岡の小麦圃場の炭堆肥施用と菌根根の発生についての話があり、麦の収量では明確な差は出なかったものの、菌根菌の量では明らかな好影響があったとの話で、前日の話と組み合わせるとやや混乱してしまいましたが、来栖博士によれば「よくあること」なんだそうです。それからJBA副会長凌祥之氏によるバイオ炭を使った炭素貯留と世界の動向に関する話があり、農水省のこれまでの事業を含めて解説がありました。参加者は約100人、質疑応答では「炭の施用に関するガイドラインを出して欲しい」など活発な議論がなされ、盛会でした。
なお、午後は圃場の見学の後、いくつかの土壌炭素貯留モデル事業を行っている担当者と農水省関係者のディスカッションがあり、関係者にとって有益な会となったようです。

○第7回バイオマス炭化シンポジウム(報告:広若剛)2009年10月23日
標記シンポジウムがJBAの共催でつくばの農林水産技術会議事務局において開催されました。今年の特徴は炭化と気候変動、炭素貯留との関係で農林水産省からの話題提供が多くなされたことで、時宜を得たシンポジウムであったと思われました。以下、演者とタイトルを列挙します。
農林水産省大臣官房環境バイオマス政策課地球環境対策室 皆川治課長補佐「農林水産分野における地球温暖化対策と気候変動次期枠組交渉をめぐる状況」
農林水産省農村振興局農村政策部農村環境課 大塚文哉課長補佐「基盤整備による土壌炭素貯留に向けた検討について」
農林水産省生産局農業環境対策課 鈴木康弘係長「我が国における農地土壌の位置づけ及び今後の展開方向」
津軽国土保全協同組合理事長 倉水則秋「津軽地域の木炭事業の紹介(森林保全と環境保全型農業との連携を目指して)」
高橋丈夫(百姓)「炭化物・木酢液を用いた無投薬養鶏」
農研機構農村工学研究所 凌祥之「Biocharを巡る動向と今後の展望」
などで、これらの後、飛び入りでJBA柴田事務局長によるバイオ炭を使った地域おこしのコンセプトに関する発表があり、農水の方々始めみなさんにJBAの考え方をアピールできました。
質疑応答もレベルの高いものが多く、充実したシンポジウムでした。

○第12回環境共生学会(報告:広若剛)2009年9月27日

茨城県つくば市で行われた日本環境共生学会第12回学術大会のセッション12は「環境共生技術」をテーマとしてJBAメンバーによる発表が6件行われました。発表者とタイトルは
・小川眞「炭の様々な製法と施用に関する報告」
・沖森泰行「炭埋設によるCCSに関する国際的動きと今後の可能性」
・吉澤秀治「地球温暖化対策としてのバイオ炭の農地散布による炭素の貯蔵」
・広若剛「Biocharの世界動向と日本の方向性」
・関谷諒「京都府亀岡市地域における農地炭素貯留実験の概要」
・柴田晃「農林水産省による「土壌炭素の貯留に関するモデル事業」における炭(炭素)埋設農法のモデル事業実験状況報告(日本各地の実験連携)と目指すべき社会システム」
で、一般参加者の数こそ少なかったもの、熱心な質疑応答が繰り広げられ、今後への大きなステップとなりました。

2009年4月4日、JBAは設立されました。120人の列席で議事が承認された設立総会の後、国立環境研究所・山形与志樹氏による「地球温暖化に関する最新の動向と今後の課題」やUNEP(国連環境計画)のハリ・スリニバス氏による「国連から見た環境政策の現状」、そしてJBA会長となった大阪工業大学・小川眞氏による「炭は温暖化対策につながるのか」等の特別講演で世界規模でのバイオ炭による温暖化対策の見通しについて認識を深めました。その後の懇親会もJBAへの期待感からか盛況を極め、炭の新しい時代の幕開けを感じさせる一日となりました。JBAは2011年のバイオチャー国際会議を目指して日本で普及活動・研究活動を推進し、アジアネットワークの形成に尽力して参ります。


これまでに実施された海外イベント

○タイワークショップ(報告:広若剛) 2009年11月10、11日
JBA副会長凌氏と事務局長柴田氏のタイ人脈を通じて上記期間にBiocharに関するワークショップが開かれました。10日はタイ政府土地開発局で局員80人他100人、計180人を集めて熱気溢れる中、局次長の意欲満々の挨拶に始まり、タイ温室効果ガス管理団体によるタイのCDM事業に対する取り組み(現在90件が進行中、150件が申請中)の報告や土地開発局で今年から取り組んでいる生ごみ炭化事業の紹介、世界のBiocharに関する動向などが発表され、日本からは広若が柴田事務局長の代理でカーボンマイナスプロジェクトの発表を行いました。お昼を挟んだワークショップでしたが、関係者によるとこの主のワークショップではお昼になるとみんないなくなって午後は閑散とするのが常らしいのですが、次長さんの熱のこもった挨拶のせいか午後もほとんど退席者はおらず、タイ政府のBiocharに関する関心の高さが伺えました。また、このワークショップをコーディネートしたカセサート大学のDr.OrasaはBiocharの世界動向について大変よく研究しており、彼女がタイのBiochar関係の動きを牽引して行くことに大きな希望が持てました。
翌11日はやはり政府系の農業研究開発協会(ARDA)で広若の前日と同じ発表とJBA理事鐘ヶ江氏によるCDMのスキームに関する発表があり、参加者は約10名と少数でしたがARDAトップDr.Napavarnをはじめタイ商工会議所の専務理事や国の土壌関係の研究者、作物栽培の専門家など事業に直結する人たちの参加で議論は大いに盛り上がりました。
10,11日とも再来年に京都で開く予定のBiocharアジア太平洋会議にタイから発表事例を携えて参加してくれるようお願いし、今後のBiochar関係の研究・実践について日タイで協力していくことを約束しました。

○中英バイオチャー合同国際ワークショップ
(報告:凌祥之)2009年10月18〜20日
 北京農業大学付近のYiquan ホテル会議室において中英バイオチャー合同ワークショップが開催されました.中国側のホストは北京農業大学のQuimei Lin教授で,英国側窓口機関のLothamstead研究所の,土壌学の権威Phil Brookes教授の教え子という間柄でした.両機関の他に中国側は中国国家自然科学基金委員会,英国側はエジンバラ大学が後援していました.
このワークショップには中英のみならずカナダ,アメリカ合衆国,オーストラリア,モンゴル,日本を含む様々な国から,総勢60名ほどの参加がありました.日本からは当方が招待を受け,2日目最初の基調講演を行わせていただき,これまで当該研究室で行ってきた研究の成果を公表しました.
今回は土壌分野からの研究発表が多く,幾分偏った内容でしたが,製造,規格化などの発表もありました.特筆は英国エジンバラ大学のバイオチャー研究所からの発表でした.エジンバラ大学はバイオチャー研究所を2009年に創設し,バイオチャーの研究を加速させており,リーダーのソヒ・サラン博士を中心に多様な分野からの発表がありました.中国側の発表は未だ稚拙なものも散見されましたが,幅広い分野からの意欲的な発表があり,将来を期待させるものがありました.
エジンバラ大学は駐日英国大使館からの働きかけもあり,今後の英国側の重要な研究協力相手になる可能性があります.Phil Brookes教授も気さくで,日中の交流を大歓迎してくれました.中国とは,東アジアの核として,日中韓の三国連携を中心に,今後密接に交流することを提案し,理解をしていただきました.
1日半の様々な発表後に,北京農業大学が拠点とする研究圃場や炭化炉を視察させてもらいました.まだ取り組みが始まったばかりといった印象を受けましたが,研究者の意欲は強く伝わってきました.

○台湾ワークショップ(報告:広若剛) 2009年10月15,16日
JBAは炭化物利用研究会(石原茂久会長)と、台湾工業技術研究院、台湾生態材料産業発展協会の合同で台湾において日台合同ワークショップを開催しました。日本側からは16人、(うちJBAからは小川会長、柴田事務局長、杉浦理事、吉澤理事、大森会員、広若の6名)、台湾勢は延べ60人の参加でした。日本からはJBA小川会長の「なぜ炭は植物の成長によく効くのか」の基調講演をはじめ柴田事務局長の「バイオマス炭によるカーボンマイナスとクールベジタブル」、吉澤理事「木材の炭化によるチューブ様ナノカーボンの作成」、大森会員「樹木の立ち枯れのメカニズムと炭による予防とCO2削減」、広若「The trend of Biochar and the prospect approved by United Nations」など6件の発表があり、台湾側からは7件の発表、うち炭の農業利用関連で1本の口頭発表「Application of Bamboo Charcoal to Evaluate Quality and Physical/Chemical Properties of Vegetable Seedlings」他1本のポスター発表がありました。ここは日本の竹炭研究者が長年技術協力してきたところで、竹炭を利用した衣服やシャンプー、装飾品などあらゆる竹炭商品の開発が進んでいるところです。今回のBiocharを中心としたワークショップを契機として、炭の農業利用の研究をこれから進むと思われます。台湾側の仕切り役である陳文祈氏からも「これを契機に台湾生態材料産業発展協会(会員200人)を中心に台湾でもBiocharのネットワークをつくって行きたい」との話があり、台湾に大きな足がかりを残したワークショップとなりました。後日談ですが、2010年1月には台湾のBiocharネットワークを正式に立ち上げるためのイベントを行う予定だそうです。また、5月のJBA総会にも多数参加希望とのこと、アジアネットワークの有力な拠点が一つできました。

☆アジアパシフィック会議報告
5月17日〜21日にかけてオーストラリア・ゴールドコーストでバイオチャーの第一回アジアパシフィック会議が開催されました。日本からは小川会長以下9人が参加し、全体では200人を超す盛況ぶりでした。詳しくは小川会長によるレポートをご覧下さい。
また、会議で配布された要旨集はこちらからご覧になれます(英文)
IBI(International Biochar Initiative)のリーダー、ヨハネス・レーマン氏らの当日のプレゼンテーションPPT(英語)はこちらからご覧になれます。
タイトルのみ日本文でまとめたページはこちらからご覧になれます。

報道陣からの質問に答える英国Biochar関係者


山口公子さんによる炭琴演奏


NSWでの土壌からの温暖化ガス測定の様子


タイトルは「炭化物利用生態炭総合研究論壇」


苗ポットへの炭施用実験


180人が集まったワークショップ


炭素貯留モデル事業圃場

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熱気溢れる第二回JBA総会


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熱気に包まれたLORC国際シンポジウム

お知らせ
2011年9月15日〜18日、立命館大学でAPBC2011(バイオ炭アジア太平洋会議2011)が開催されます。
参加登録・詳細はこちらから。


最終日の京都国際シンポジウム


小久井農場での炭化実演


会場の台湾工業技術研究院


土地開発局の土作りマスコット


11月30日の講演会の様子


竹炭を堆肥に入れた比較実験


29日の委員会の様子